• 「極寒の候」の使い方や意味・例文

「極寒の候」の使い方や意味・例文

  • View数View数10,982
  • SCOREコメント数0
「極寒の候」の使い方や意味・例文

「極寒の候」という時候の挨拶があるのをご存知でしょうか。「きょくかんのこう」ではなく、「ごくかんのこう」あるいは「ごっかんのこう」と読み、文字通り、1年で最も寒い時期に使われる表現です。具体的にはいつ頃使うのかといいますと、1月一杯であればまず大丈夫でしょう。いわゆる寒中であり、寒中見舞いにも、もちろんこの表現を使うことができます。

「極寒の候」の使い方や意味・例文の豆知識「極寒の候」の使い方や意味・例文の豆知識

「極寒の候」の意味

「極寒の候」は、「きわめて寒い季節を迎える」という意味です。「厳寒の候」、あるいは「酷寒の候」と似たような意味になります。年が明けて、お正月もそろそろ終わり、小寒を迎える頃になると、寒さが本格化して来ます。その時になって初めて使える表現です。

「極寒の候」の例文

「極寒の候」はやはり寒中見舞いや、1月に出す手紙に入れるのが正しい使い方といえます。

「「極寒の候」、貴社にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます」あるいは「「極寒の候」、お風邪など召しておられませんでしょうか」などといった具合です。

寒さが厳しいのも、暑さ同様体にこたえますので、結びには「ご自愛のほどを」などと入れるのがマナーといえます。

もちろん「候」だけにこだわらず「極寒の折」、あるいは「極寒のみぎり」などといった表現も使うことができます。ビジネスシーンで使う時は、冒頭に「拝啓」または「謹啓」を使うといいでしょう。

「極寒の候」の使い方・注意点

「極寒の候」は、あくまでも寒さの厳しい頃のものなので、2月に入ると「早春の候」などに変えてみるのがいいでしょう。また、年が明ける前には、いくら寒くてもまだ使わないようにします。寒中に入ってからが、タイミングとしてはふさわしいでしょう。

「極寒の候」のまとめ

「極寒の候」は、寒の入りから、2月に入るまでに使うのがふさわしい表現です。また、年が明けるまでは、まだ使わない方がいいでしょう。そして、寒さを表現するものですから、結びの言葉には、必ず相手の健康に言及するようにするようにしましょう。もちろん結びに持って来て、「「極寒の候」、くれぐれもご自愛ください」とすることもできます。

コメント「極寒の候」の使い方や意味・例文へのコメント投稿

コメント投稿

  • ※コメント投稿するには会員登録が必要となります。
  • ※意味の無い文字列を入力しコメントした場合は退会させていただく場合がございます。
  • ※20文字以上入力必須

この豆知識を携帯・スマホで見る携帯・スマホで見る

読み取り回数:0回

この豆知識のキーワードこの豆知識のキーワード

参考サイトURL参考サイトURL

この豆知識の投稿者:【公式】ひな形の知りたい!

全ての雛形が無料で使える雛形の知りたい!雛形・書式・書き方、テンプレートなど初心者の方から記入例が欲しい方までお気軽にご利用頂けるポータルサイトです。お気軽にご利用くださいませ☆

雛形の知りたいは同時に雛形などをご投稿頂ける投稿者様を募集しております。簡単に登録する事で雛形が投稿出来、投稿時・ダウンロードが発生した場合にポイントを加算させ頂きます。

ご登録も全て無料となりますので無料での集客や販促も可能ですので是非、仕業士さんや一般の方でも雛形の作成・制作が可能な方はご登録くださいませ。

この投稿者の他の豆知識この投稿者の他の豆知識