「お過ごし」の使い方や意味・例文
View数38,358
コメント数0
「お過ごし」の使い方や意味・例文の豆知識
「お過ごし」の意味
「お過ごし」は、「「お過ごし」でしょうか」という疑問形で「どういう状況ですか」「どのようにしていますか」という相手の様子や状態など安否を伺う意味を持っています。また、「「お過ごし」ください」という表現で「今後も良い状況でいて下さい」という相手を気遣う意味にもなります。「お過ごし」には安否を気遣うと共に相手の方を敬う気持ちが込められています。
「お過ごし」の例文
「若葉が薫る頃となりましたが、いかが「お過ごし」ですか。」
「久しくご無沙汰いたしましたが、お変わりなく「お過ごし」でいらっしゃいますか。」
「初春の候、皆様にはご機嫌よく「お過ごし」のこととお喜び申し上げます。」
「残暑もやわらぎ、朝夕は涼しくなり、過ごしやすい季節となりましたが、お変わりございませんか。」
「まだまだ暑さが厳しい毎日が続きますが、体調に崩さないように「お過ごし」ください。」
「どうか皆様お元気で「お過ごし」下さいますよう、お祈り申し上げます。」
等、時候の挨拶のあとに疑問形の形で続けて、相手の方の様子をうかがったり、後の状態を気遣ったりして文章の締めくくりに用いたりします。
「お過ごし」の使い方・注意点
「お過ごし」には慣用的な表現ではありますが、相手の方の安否を尋ねる意味の言葉です。相手の方が、あきらかに心身の体調を崩していたり、良くない状況に陥っているとわかっている場合にもかかわらず安否の状況を尋ねる事は失礼に当たります。使わないように気を付けます。
「お過ごし」のまとめ
「いかが「お過ごし」でしょうか」。この一文には、お相手の安否を尋ね、気遣う尊敬の気持ちが込められています。ビジネスシーンでの改まった文書やメール、尊敬する方への手紙などに用いることで、形式的な文章が心の通った気持ちの伝わるものとなり、仕事を、人とのお付き合いを円滑にします。「お過ごし」を用いる事で、相手の方への細やかな心配りを心がけましょう。
「お過ごし」の使い方や意味・例文へのコメント投稿
この豆知識の投稿者:【公式】ひな形の知りたい!
全ての雛形が無料で使える雛形の知りたい!雛形・書式・書き方、テンプレートなど初心者の方から記入例が欲しい方までお気軽にご利用頂けるポータルサイトです。お気軽にご利用くださいませ☆
雛形の知りたいは同時に雛形などをご投稿頂ける投稿者様を募集しております。簡単に登録する事で雛形が投稿出来、投稿時・ダウンロードが発生した場合にポイントを加算させ頂きます。
ご登録も全て無料となりますので無料での集客や販促も可能ですので是非、仕業士さんや一般の方でも雛形の作成・制作が可能な方はご登録くださいませ。
この投稿者の他の豆知識
-
「了承」の使い方や意…
「了承」は、相手の申し出や事情を思いやっ…
4,970
0
-
「念い」の使い方や意…
「念い」は「おもい」と読みますが、現代で…
16,942
0
-
「寸書」の使い方や意…
由来は「一「寸書」く」、つまり「ちょっと…
15,357
0
-
「拘らず」の使い方や…
「「拘らず」(かかわらず)」は、直前に述…
11,038
0
-
「結構な」の使い方や…
丁寧な表現や敬語には、話し言葉に最適なも…
38,295
0
-
「致します」の使い方…
「致します」は「する」の謙譲語です。へり…
4,184
0
-
「謹んで」の使い方や…
社会に出ると経験するのが、目上の方と一緒…
6,698
0
-
「相済みません」の使…
「相済みません」、の相は語調を整えて後ろ…
45,451
0
コメント投稿