• 「なお」の使い方や意味・例文

「なお」の使い方や意味・例文

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「なお」の使い方や意味・例文

「なお」は、追加事項がある場合に文頭に述べる副詞です。メール等の文書は簡潔であることが求められますので、要件はひとつだけ、説明も手短であることが望ましいです。したがって多様は禁物ですが、どうしても追加説明が必要な場合に、節度を守って使用するようにしましょう。丁寧語ではありませんが、決してぞんざいな表現でもありません。

「なお」の使い方や意味・例文の豆知識「なお」の使い方や意味・例文の豆知識

「なお」の意味

「なお」は、ここまで述べてきたことに加えて更に追加すべき事項があるということを表します。とくに注意喚起を補足して述べる場合などに使います。この点で「さらに」「加えて」などの言い換え表現にはなりません。

「なお」の例文

クーポン券一枚で四名様までご利用いただけます。「なお」、キャンペーン商品や他のサービス券との併用はできません。

この場所での写真撮影はご遠慮ください。「なお」、二階の展示室では写真撮影をしていただいて構いません。

当店は毎週水曜日休業です。「なお」、水曜日が祝日の場合は水曜日営業、翌木曜日休業とさせていただきます。

期間中、ご来場の皆様に記念品の贈呈も行います。従業員一同、お客様のお越しを心よりお待ちしております。「なお」、ご来場の記念品につきましては個数に限りがあります。無くなり次第配布を終了いたしますので、ご了承ください。

「なお」の使い方・注意点

「「なお」さら」「「なお」のこと」などの表現と混同しないようにしましょう。「なお」は文と文をつなぐ接続詞のように、後続の文の文頭に用います。メールなどの文面であれば、段落が変わって新しい段落を「なお」ではじめても良いでしょう。

「なお」のまとめ

「なお」は、述べ立ててきた事柄に対して補足的に注意事項を加える場合に使います。伝えたい事柄の中にいちいち注意点が挿入されると、何を言いたいのかわかりにくい文になってしまいがちです。そこで、まず一番に伝えたいことを簡潔に述べて、注意事項は補足として簡単に触れるという構成にするのがスマートな書き方になるでしょう。

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