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「拝啓」の使い方や意味・例文

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「拝啓」の使い方や意味・例文

今や要件はすべてメールや電話で済ませる時代。年賀状しか書いたことがないという方も多いでしょう。年賀状すら書かない方が増えています。それでも、日本人の常識として知っておいてほしいのが、「拝啓」「敬具」という手紙の文の頭と末尾につける言葉。中国から伝わった文化で、日本では神官がのりと祝詞文に用いていました。

「拝啓」の使い方や意味・例文の豆知識「拝啓」の使い方や意味・例文の豆知識

「拝啓」の意味

「拝啓」には「つつしんで申し上げます」という意味があります。訓読みで「おがみもうす」となり、おじぎをして申し上げるのです。特に神にお祈りしていた際、急に要件を伝えるのは失礼に当たります。そのため、文の最初にこの詞を付けるようになったのです。

「拝啓」の例文

まず「「拝啓」、時下ますますご健勝のこととお慶びもうしあげます」といった感じで文章を始めましょう。その後に要件を書くのです。

目上の方に出す場合には「謹啓」を、急ぎで出したいという場合には「急啓」を、と使い分けをするようにしましょう。

これらはどれも文の頭に使われる言葉のため、「頭語」と呼ばれています。ちなみに、文の最期に来るのが「結語」です。こちらは、「つつしんで申し上げました」という意味を持つのです。

要件を伝えた後は、最期に「結語」でその文章を終わらせるようにしましょう。結語にも使い方があり、注意が必要です。

「拝啓」の使い方・注意点

「拝啓」や「急啓」など頭語の種類がさまざまあるのと同じで、結語も複数あります。そして、それぞれペアが決まっています。「拝啓」から始めた文章を「敬白」で終わらせるのは誤りなのです。文頭が決まれば自然に文の終わりも決まるのです。

「拝啓」のまとめ

今までは文章を書くような機会がなかったという方も、ビジネスの世界で機会が訪れないとも限りません。メールや電話では済まされないような大切な用件やお礼の文章を書かなければならないような場面もありうるのです。日本人の常識です。決して過去の歴史というわけではないのできちんと覚えておいていざというときに困らないようにしておきましょう。

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