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「重々」の使い方や意味・例文

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「重々」の使い方や意味・例文

「重々」とは、江戸時代に既に使われていた「重ね重ね(かさねがさね)」という言葉が漢語表現として熟語化され、文字を簡略化したものだと言われています。この言葉を用いる場面としては、礼儀を必要とするような状況や目上の人とのやりとりが多いです。漢字の意味を繰り返し表現をして相手にその意味合いを強調して伝える表現です。

「重々」の使い方や意味・例文の豆知識「重々」の使い方や意味・例文の豆知識

「重々」の意味

この言葉の表す意味とは、「十分に」「念を入れて」「何度も(よく)」という意味で用いられます。主に、自分自身についてのことや、他人とのやりとりの中での事を説明する際に、その物事について修飾的に用いられます。

「重々」の例文

例えば、よくわかっているという事を「「重々」承知しています」「「重々」心得て」としたり、何度も伝えた事を「「重々」お伝えした」、十分よく気をつけるという事を「「重々」お気をつけて」、などという丁寧で固い日本語表現に言い換える際に用いられます。

丁寧な言い換え表現で用いる他、よく強調をするためにあえて「「重々」覚悟しておく」「「重々」お詫びした」などと物事をより強調したい際に、言葉を用います。

漢字の意味からも表されているように、さらに繰り返しているということからその事柄を強くうったえる際の言葉、例えば「よく伝えた」であれば「よくよく伝えた」という表現の言い換えのように用います。

「重々」の使い方・注意点

強調する際のための丁寧語表現なのですが、言葉を用いる際に気をつける事は、続く言葉の修飾語であるという事です。例えば、もういらない事を伝える時、「もう十分です」などといいますが、「もう「重々」です」とというような述語的には言わないという事です。

「重々」のまとめ

「重々」とは、ある物事の修飾的表現で用いられる丁寧な言い換え表現で、その修飾語の最上級になります。また、用いるのは場面は礼儀を必要とする相手とのやりとりの中でということが多いです。したがって現在では、対等な関係内の会話では用いられるのは少ないです。この表現を用いる場面や言葉を正しくしてこそしっかりと伝わる表現です。

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