「近火見舞い」の使い方や意味・例文
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「近火見舞い」の使い方や意味・例文の豆知識
「近火見舞い」の意味
出火元の火によって延焼した家主に送るのは「類焼見舞い」で、延焼を免れた家主に送るのが「近火見舞い」とされます。これは習慣なので厳密な区分があるわけではなく、地域や家庭によって異なります。分からない場合は、単に「お見舞い」を使います。
「近火見舞い」の例文
「前略、「近火見舞い」申し上げます。先日向いに住むA氏よりB様が火事に遭われた旨を伺いました。さぞご不安な思いをされたことでしょう。
本来であれば直接お目にかかりお見舞いすべきでしょうが、取り急ぎご挨拶だけでもとお手紙を差し上げた次第です」このように「近火見舞い」との句をそのまま用いても良いですし、「近火にお遭いになったそうでご不安だったでしょう。
そちらへ伺うのが礼儀ではございますが、略儀ながら手紙でお見舞い申し上げます」とそれぞれを分割して用いても構いません。近火の意味のつながりに注意して文章を組み立てましょう。
「近火見舞い」の使い方・注意点
早急に連絡した思いを伝えるため、自分の近況や時候に関する定型文は記載せず、前略から始めると良いでしょう。また相手方に気を使わせないため即時の返礼や連絡は不要との旨を記載しておくと、負担にならず良いでしょう。見舞いは極力相手への配慮が必要です。
「近火見舞い」のまとめ
火災の火元になることはもとより近隣で発生することも稀です。それだけに火災に遭った人に対する見舞いには気付いても、延焼を免れた人への「近火見舞い」は案外忘れがちです。こうした見舞状に関しマナーとして知っておくと、万が一知人が近火に遭っても円滑に連絡できたり見舞金を渡せたりします。きっと起こらないと決めず日頃から学習しておきましょう。
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