• 「近火見舞い」の使い方や意味・例文

「近火見舞い」の使い方や意味・例文

  • View数View数43,697
  • SCOREコメント数0
「近火見舞い」の使い方や意味・例文

火事などの災害は無いに越したことはありません。しかし、昔からの格言通り忘れた頃にやって来るのが災害です。そんな場合被害に遭った人へ見舞いを渡します。その対象は、出火した家屋の所有者はもちろん近隣住民も含みます。延焼を免れた家庭でも感じた恐怖や不安に対し見舞います。火事は度々遭遇するものではなく、あまり知られてませんが、これを「近火見舞い」と言います。

「近火見舞い」の使い方や意味・例文の豆知識「近火見舞い」の使い方や意味・例文の豆知識

「近火見舞い」の意味

出火元の火によって延焼した家主に送るのは「類焼見舞い」で、延焼を免れた家主に送るのが「近火見舞い」とされます。これは習慣なので厳密な区分があるわけではなく、地域や家庭によって異なります。分からない場合は、単に「お見舞い」を使います。

「近火見舞い」の例文

「前略、「近火見舞い」申し上げます。先日向いに住むA氏よりB様が火事に遭われた旨を伺いました。さぞご不安な思いをされたことでしょう。

本来であれば直接お目にかかりお見舞いすべきでしょうが、取り急ぎご挨拶だけでもとお手紙を差し上げた次第です」このように「近火見舞い」との句をそのまま用いても良いですし、「近火にお遭いになったそうでご不安だったでしょう。

そちらへ伺うのが礼儀ではございますが、略儀ながら手紙でお見舞い申し上げます」とそれぞれを分割して用いても構いません。近火の意味のつながりに注意して文章を組み立てましょう。

「近火見舞い」の使い方・注意点

早急に連絡した思いを伝えるため、自分の近況や時候に関する定型文は記載せず、前略から始めると良いでしょう。また相手方に気を使わせないため即時の返礼や連絡は不要との旨を記載しておくと、負担にならず良いでしょう。見舞いは極力相手への配慮が必要です。

「近火見舞い」のまとめ

火災の火元になることはもとより近隣で発生することも稀です。それだけに火災に遭った人に対する見舞いには気付いても、延焼を免れた人への「近火見舞い」は案外忘れがちです。こうした見舞状に関しマナーとして知っておくと、万が一知人が近火に遭っても円滑に連絡できたり見舞金を渡せたりします。きっと起こらないと決めず日頃から学習しておきましょう。

コメント「近火見舞い」の使い方や意味・例文へのコメント投稿

コメント投稿

  • ※コメント投稿するには会員登録が必要となります。
  • ※意味の無い文字列を入力しコメントした場合は退会させていただく場合がございます。
  • ※20文字以上入力必須

この豆知識を携帯・スマホで見る携帯・スマホで見る

読み取り回数:0回

この豆知識のキーワードこの豆知識のキーワード

参考サイトURL参考サイトURL

この豆知識の投稿者:【公式】ひな形の知りたい!

全ての雛形が無料で使える雛形の知りたい!雛形・書式・書き方、テンプレートなど初心者の方から記入例が欲しい方までお気軽にご利用頂けるポータルサイトです。お気軽にご利用くださいませ☆

雛形の知りたいは同時に雛形などをご投稿頂ける投稿者様を募集しております。簡単に登録する事で雛形が投稿出来、投稿時・ダウンロードが発生した場合にポイントを加算させ頂きます。

ご登録も全て無料となりますので無料での集客や販促も可能ですので是非、仕業士さんや一般の方でも雛形の作成・制作が可能な方はご登録くださいませ。

この投稿者の他の豆知識この投稿者の他の豆知識