「~ながら」の使い方や意味・例文
- View数16,381
- コメント数0
「~ながら」の使い方や意味・例文の豆知識
「~ながら」の意味
「~ながら」には、2つの動きを同時に行う時の接続助詞や、~のままでという意味の接尾語としてよく使われ、それ以外では、~でありながら、~にも関わらず、~とはいえといった逆説的な意味合いで使われることもあります。
「~ながら」の例文
【接続助詞としての用例】テレビを見ながらご飯を食べる、お風呂に入りながら音楽を聴く、ラジオを聴きながら寝てしまった、音楽を聴きながら勉強する、お菓子を食べながらゲームをすると言った使い方があります。
【接尾語としての用例】知っていながら答えない、学生ながら勉強しない、昔ながらの街並み、いつもながらありがとうございます、生まれながらに絵の才能があった、といった用例です。
【逆説的な意味合いの用例】我ながら不徳のいたすところです、政治家ながら、芸術家とも親交があった。若者ながら礼儀正しい、残念ながらあきらめます、などと言った用例があります。
「~ながら」の使い方・注意点
「~ながら」の用例で略儀ながらという言葉があります。一部の礼儀を略するという意味です。これは、お詫びのメール(手紙)の文末に持ってきます。略儀ながら、まずはメール(手紙)にて御挨拶申しあげます。というのが使い方で、それ以降に言葉を付け加えないのが通例です。またこれは文章のみに使用する言葉、話し言葉には使いません。
「~ながら」のまとめ
「~ながら」には、主に接続助詞や、~のまま、~のとおりといった意味を表す時、内容の矛盾する2つの事柄をつなぐ意味もあります。「略儀ながらメールにてご挨拶申し上げます。」という表現はお詫びメールで使える表現方法です。略儀ではあるけれどもという逆説的な意味合いを表します。メールや手紙の文末に使える表現なので覚えておくと、ビジネスシーンで活用できるでしょう。
「~ながら」の使い方や意味・例文へのコメント投稿
この豆知識の投稿者:【公式】ひな形の知りたい!
全ての雛形が無料で使える雛形の知りたい!雛形・書式・書き方、テンプレートなど初心者の方から記入例が欲しい方までお気軽にご利用頂けるポータルサイトです。お気軽にご利用くださいませ☆
雛形の知りたいは同時に雛形などをご投稿頂ける投稿者様を募集しております。簡単に登録する事で雛形が投稿出来、投稿時・ダウンロードが発生した場合にポイントを加算させ頂きます。
ご登録も全て無料となりますので無料での集客や販促も可能ですので是非、仕業士さんや一般の方でも雛形の作成・制作が可能な方はご登録くださいませ。
この投稿者の他の豆知識
-
「心にかけて」の使い…
『心にかける』の変形した形が「心にかけて…
39,856
0
-
「結構な」の使い方や…
丁寧な表現や敬語には、話し言葉に最適なも…
37,195
0
-
「寸書」の使い方や意…
由来は「一「寸書」く」、つまり「ちょっと…
13,889
0
-
「要求する」の使い方…
「要求する」とは、必要な事柄を相手に強く…
14,973
0
-
「恵贈賜りまして」の…
「恵贈賜りまして」は「けいぞうたまわりま…
84,349
0
-
「ご無用」の使い方や…
「いらない」「いりません」など否定の言葉…
55,798
0
-
「謹啓」の使い方や意…
「謹啓」という言葉は、手紙文の冒頭で使わ…
6,710
0
-
「折角の」の使い方や…
「折角の」は、日常会話や口語表現でもよく…
8,241
0
コメント投稿