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「~ながら」の使い方や意味・例文

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「~ながら」の使い方や意味・例文

「~ながら」は、接続助詞として、2つの動作、状況が並行して行われる意味があります。「~ながら」には、その他、連体形について、内容の矛盾する事柄をつないだりもします。また体言、副詞、連用形について、ある状態のままにある意味もあります。「~ながら」という言葉は万葉仮名の時代からありました。接続助詞としての「~ながら」は、近世以降、「つつ」よりも優位に使われるようになりました。

「~ながら」の使い方や意味・例文の豆知識「~ながら」の使い方や意味・例文の豆知識

「~ながら」の意味

「~ながら」には、2つの動きを同時に行う時の接続助詞や、~のままでという意味の接尾語としてよく使われ、それ以外では、~でありながら、~にも関わらず、~とはいえといった逆説的な意味合いで使われることもあります。

「~ながら」の例文

【接続助詞としての用例】テレビを見ながらご飯を食べる、お風呂に入りながら音楽を聴く、ラジオを聴きながら寝てしまった、音楽を聴きながら勉強する、お菓子を食べながらゲームをすると言った使い方があります。

【接尾語としての用例】知っていながら答えない、学生ながら勉強しない、昔ながらの街並み、いつもながらありがとうございます、生まれながらに絵の才能があった、といった用例です。

【逆説的な意味合いの用例】我ながら不徳のいたすところです、政治家ながら、芸術家とも親交があった。若者ながら礼儀正しい、残念ながらあきらめます、などと言った用例があります。

「~ながら」の使い方・注意点

「~ながら」の用例で略儀ながらという言葉があります。一部の礼儀を略するという意味です。これは、お詫びのメール(手紙)の文末に持ってきます。略儀ながら、まずはメール(手紙)にて御挨拶申しあげます。というのが使い方で、それ以降に言葉を付け加えないのが通例です。またこれは文章のみに使用する言葉、話し言葉には使いません。

「~ながら」のまとめ

「~ながら」には、主に接続助詞や、~のまま、~のとおりといった意味を表す時、内容の矛盾する2つの事柄をつなぐ意味もあります。「略儀ながらメールにてご挨拶申し上げます。」という表現はお詫びメールで使える表現方法です。略儀ではあるけれどもという逆説的な意味合いを表します。メールや手紙の文末に使える表現なので覚えておくと、ビジネスシーンで活用できるでしょう。

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