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「ご自愛」の使い方や意味・例文

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「ご自愛」の使い方や意味・例文

目上の方へはがきを書くときに結びの言葉としてよく使われるのが「ご自愛」という言葉です。「自愛」ですから、「自らを愛する」、「自分自身を大切にする」、「自分の健康状態に気を配る」という意味です。「「ご自愛」ください」で、ご自分の御体を大切になさってくださいという気遣いの表現となり、敬語です。目上の方に対して使って、問題はありません。

「ご自愛」の使い方や意味・例文の豆知識「ご自愛」の使い方や意味・例文の豆知識

「ご自愛」の意味

「ご自愛」ください、というのは目上の方に対して使う言葉ですが、男女どちらでも使えます。自らをいとおしく思ってくださいという相手を思いやる言葉です。自分を思いやってもらって嫌な人はいないでしょう。一言この言葉を付け加えるだけで、優しさも伝わります。

「ご自愛」の例文

「ご自愛」の例文は、「季節の変わり目ですから、くれぐれも無理をなさらぬよう、「ご自愛」ください。」、「これからとても寒い季節となります。

体調を崩されませんように、「ご自愛」ください。」、「花冷えの折、くれぐれも御風邪など召されませんように、「ご自愛」くださいね。」「大変暑くなってきました、お一人暮らしなので心配しています。

くれぐれも、「ご自愛」くださいね。」などと、時候を表す言葉を前に入れるのが一般的です。手紙などの便りの一番最後に入れると全体が落ち着きますし、思いやりも伝わりますからぜひ活用したい言い回しです。

「ご自愛」の使い方・注意点

「ご自愛」の使い方の注意点は、健康状態の悪い人には使ってはいけないということです。それから、お体を「ご自愛」くださいというのは重複表現となりますから、間違った使い方です。また、「自愛」は「慈愛」とは全く意味が違いますので気を付けてください。

「ご自愛」のまとめ

同じ音の「慈愛」は強いものが弱いものに与える強い愛情という意味で神様から人間への愛、親から幼い子供への愛を言いますので自らを大切にするという「自愛」とは全く意味が違います。漢字を書くときに間違わないように気を付けてください。お便りの結びに「どうぞ、御慈愛下さい」というと、便りを書いている私を大事にしてねという意味になってしまいますから。漢字に自信がない時は必ず調べてから正しく書いて下さい。

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