「向寒のみぎり」の使い方や意味・例文
- View数39,599
- コメント数0
「向寒のみぎり」の使い方や意味・例文の豆知識
「向寒のみぎり」の意味
元々「向寒のみぎり」は、過ごしやすい秋晴れの時期が終わり、これから霜も降りて、寒さに向かうという意味です。ですから使い始めるのは11月から、12月の始め頃までが最適といえるでしょう。本格的に寒くなってから使う表現ではありません。
「向寒のみぎり」の例文
「向寒のみぎり」を使った例文としては、このようなものがあります。「「向寒のみぎり」、皆様お元気でお過ごしでしょうか。師走も間近で寒さも本格的となります。どうぞ、お体ご自愛ください。」
また改まった手紙の場合は、「「向寒のみぎり」」の前に「謹啓」「拝啓」を入れ、結語は「謹白」などにするといいでしょう。
女性の場合は「かしこ」でも可能です。もし友人とか親戚とか、親しい間柄の人に送る場合は、もちろん「謹啓」などは抜きで、いきなり「向寒のみぎり」から始めてもかまいません。
「「向寒のみぎり」、いかがお過ごしですか。風邪にお気を付けください」などでもいいでしょう。
「向寒のみぎり」の使い方・注意点
この「向寒のみぎり」は、ビジネスシーンやプライベートを問わず、幅広く使うことができますが、場合によっては注意した方がいいこともあります。たとえば友人同士のメールなどで使うと、不自然に堅苦しい印象を与えることもあります。そのような場合は「寒くなって来たけど、どうしていますか」くらいの表現にした方が自然でしょう。
「向寒のみぎり」のまとめ
手紙やメールなど、文面でのあいさつの場合は、用件だけを切り出すという方法もありますが、季節感のある表現を添えることで、印象がよくなることがあります。ですから「向寒のみぎり」に限らず、それぞれの季節の表現を添えるようにすると、相手に与える印象がまた違ってくることもありますので、特にビジネス関係の手紙を送る場合は、その季節に合わせた物を覚えておくといいでしょう。
「向寒のみぎり」の使い方や意味・例文へのコメント投稿
この豆知識の投稿者:【公式】ひな形の知りたい!
全ての雛形が無料で使える雛形の知りたい!雛形・書式・書き方、テンプレートなど初心者の方から記入例が欲しい方までお気軽にご利用頂けるポータルサイトです。お気軽にご利用くださいませ☆
雛形の知りたいは同時に雛形などをご投稿頂ける投稿者様を募集しております。簡単に登録する事で雛形が投稿出来、投稿時・ダウンロードが発生した場合にポイントを加算させ頂きます。
ご登録も全て無料となりますので無料での集客や販促も可能ですので是非、仕業士さんや一般の方でも雛形の作成・制作が可能な方はご登録くださいませ。
この投稿者の他の豆知識
-
「~いただきたく」の…
ビジネスシーンでは一部の企業で社内メール…
70,779
1
-
「ご無用」の使い方や…
「いらない」「いりません」など否定の言葉…
55,820
0
-
「傾注」の使い方や意…
「傾注」は、何か一つのことに専念している…
14,143
0
-
「伺う」の使い方や意…
相手に対して大切な用事が出来たときには直…
4,660
0
-
「恵贈賜りまして」の…
「恵贈賜りまして」は「けいぞうたまわりま…
84,389
0
-
「所見」の使い方や意…
事件や事故対応の手始めとして、問題に関し…
31,280
0
-
「早々」の使い方や意…
「早々」は、「そうそう」あるいは「はやば…
52,026
0
-
「拝顔のうえで」の使…
「拝顔のうえで」とは「はいがんのうえで」…
28,855
0
コメント投稿