• 「春たけなわ」の使い方や意味・例文

「春たけなわ」の使い方や意味・例文

  • View数View数21,392
  • SCOREコメント数0
「春たけなわ」の使い方や意味・例文

日本語では、手紙やメールの冒頭の書き出しで、季節を絡めることが多いものです。こういうのを時候の挨拶といい、春夏秋冬、それぞれの季節で様々な表現があり、それをどのように使いこなすかで、相手に与える印象もかなり違ってくると言っていいでしょう。もちろん春だけでも多様な表現があるのですが、「春たけなわ」というのもその一つです。

「春たけなわ」の使い方や意味・例文の豆知識「春たけなわ」の使い方や意味・例文の豆知識

「春たけなわ」の意味

「春たけなわ」というのはいつごろを指すのかといえば、4月ごろのいわゆる陽春、春が真っ盛りの時期のことを言います。元々「たけなわ」という言葉に、全盛期という意味があるためです。ですから、春の終わりかけ、夏が近づく頃になれば、この表現は使わない方がいいでしょう。

「春たけなわ」の例文

「春たけなわ」を使った例文には、たとえばこういうものがあります。「「春たけなわ」の頃、川べりの桜も満開となりました。お元気でお過ごしでしょうか。」

また小説などで、形容詞的に使われることもよくあります。「「春たけなわ」の日差しのもと、野原には一斉に花が咲き乱れている」といった具合です。

ビジネス文なので、まだ3月下旬ごろであっても、先取りのような形で使われることがあります。春という言葉に明るさ、暖かさが感じられるせいか、様々な文章でよく見かけることがありますし、多少早めに使っても失礼にはならず、むしろポジティブさを感じさせます。

「春たけなわ」の使い方・注意点

ただし、あまり早いうちから使うのも考え物です。せめて3月の半ばくらい、小学校や中学校の卒業式の頃から使うのがいいでしょう。そして、八重桜が咲く頃までは使うことができます。4月下旬、GWくらいになると、ほかの表現に変えるようにしましょう。

「春たけなわ」のまとめ

「春たけなわ」という表現は、春真っ盛りという言葉とほぼ同義です。3月下旬から4月頃、卒業式や入学式、花見の頃などに使うのが、一番ふさわしいといえます。春そのものに明るいイメージがあるので、早めに使ってもそれほどマイナスにはなりませんが、まだ桜の便りも聞かないうちから使うのは、「いささか」早すぎる嫌いもありますので気をつけましょう。

コメント「春たけなわ」の使い方や意味・例文へのコメント投稿

コメント投稿

  • ※コメント投稿するには会員登録が必要となります。
  • ※意味の無い文字列を入力しコメントした場合は退会させていただく場合がございます。
  • ※20文字以上入力必須

この豆知識を携帯・スマホで見る携帯・スマホで見る

読み取り回数:0回

この豆知識のキーワードこの豆知識のキーワード

参考サイトURL参考サイトURL

この豆知識の投稿者:【公式】ひな形の知りたい!

全ての雛形が無料で使える雛形の知りたい!雛形・書式・書き方、テンプレートなど初心者の方から記入例が欲しい方までお気軽にご利用頂けるポータルサイトです。お気軽にご利用くださいませ☆

雛形の知りたいは同時に雛形などをご投稿頂ける投稿者様を募集しております。簡単に登録する事で雛形が投稿出来、投稿時・ダウンロードが発生した場合にポイントを加算させ頂きます。

ご登録も全て無料となりますので無料での集客や販促も可能ですので是非、仕業士さんや一般の方でも雛形の作成・制作が可能な方はご登録くださいませ。

この投稿者の他の豆知識この投稿者の他の豆知識