「拘らず」の使い方や意味・例文
- View数10,716
- コメント数0
「拘らず」の使い方や意味・例文の豆知識
「拘らず」の意味
「××に「拘らず」」「××にも「拘らず」」で、「××と関係なく」だとか「××であるのに」「××なのだが」といった意味を表します。それまでに述べた内容に対して、後続の内容が話の流れから推量ないし予期される事態とは必ずしもならないことを示し、例えば特に聞き手の注意を喚起したい場合などに用います。
「拘らず」の例文
(集会の告知ポスター)当日は晴雨に「拘らず」決行いたします。
彼はひどい熱を出しているのにも「拘らず」外出した。
(不祥事の謝罪会見で)皆様からの平素の信頼やご支援にも「拘らず」、このような顛末と相成りましたことを誠に申し訳なく思っております。
××は先日の怪我にも「拘らず」大会で優勝した。
(サービス提供に関する契約書で)以下に該当の場合は理由の如何に「拘らず」利用を停止させていただく場合がございますのでご注意ください。
時には好む好まざるに「拘らず」、なさねばならない場合がある。
再三の注意にも「拘らず」彼はまた同じ失敗をした。
「拘らず」の使い方・注意点
「拘らず」は、それまでに述べた内容を承けて、その予期に反するような内容を導くときに用いるので、そのような文意になっていない場合は使用することが出来ません。また、漢字で表記する場合に同音の「関わらず」としてしまうのは誤りです。
「拘らず」のまとめ
「拘らず」は、「××と関係なく」とか「××であるのに」といった意味を表し、直前の内容からの予測に反する事態や、それと無関係に起こる(あるいは起こった)事態を続けて述べる場合に用いられる表現です。特に相手の注意を引きたい時などに使用されます。「関わらず」と表記することは同音でも意味が異なるので注意が必要です。
「拘らず」の使い方や意味・例文へのコメント投稿
この豆知識の投稿者:【公式】ひな形の知りたい!
全ての雛形が無料で使える雛形の知りたい!雛形・書式・書き方、テンプレートなど初心者の方から記入例が欲しい方までお気軽にご利用頂けるポータルサイトです。お気軽にご利用くださいませ☆
雛形の知りたいは同時に雛形などをご投稿頂ける投稿者様を募集しております。簡単に登録する事で雛形が投稿出来、投稿時・ダウンロードが発生した場合にポイントを加算させ頂きます。
ご登録も全て無料となりますので無料での集客や販促も可能ですので是非、仕業士さんや一般の方でも雛形の作成・制作が可能な方はご登録くださいませ。
この投稿者の他の豆知識
-
「早々」の使い方や意…
「早々」は、「そうそう」あるいは「はやば…
52,454
0
-
「謝意」の使い方や意…
「謝意」は、一般的に目にする機会が多い割…
42,674
0
-
「立ち入った」の使い…
「立ち入った」という言い回しは、少し改ま…
36,379
0
-
「拝顔のうえで」の使…
「拝顔のうえで」とは「はいがんのうえで」…
29,782
0
-
「意見を賜る」の使い…
「意見を賜る」という使い方は、顧客向けの…
19,583
0
-
「謹啓」の使い方や意…
「謹啓」という言葉は、手紙文の冒頭で使わ…
6,869
0
-
「運びとなります」の…
「運びとなります」とは、過去形(~ました…
24,422
0
-
「~とは申しても」の…
「~とは申しても」とは、「~とは言っても…
13,101
0
コメント投稿