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「早々」の使い方や意味・例文

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「早々」の使い方や意味・例文

「早々」は、「そうそう」あるいは「はやばや」と読みます。どちらも早い、という状況を表していますが、使い方に違いがあります。はやばやと読んで使う場合は「「早々」と」という副詞として使われます。そうそうと読む場合は、「早々」の、「早々」に、のような副詞としてや、入社「早々」のような名詞としても使われます。手紙の文末に使う「そうそう」は漢字が違います。

「早々」の使い方や意味・例文の豆知識「早々」の使い方や意味・例文の豆知識

「早々」の意味

「はやばや」と読んで使う場合、非常に早い時間に、非常に早いタイミングで、と言った意味になります。「そうそうの」「そうそうに」と読む場合では、早速の、手回しがよい、といった意味合いです。「○○そうそう」というような形式で使う場合では、○○してすぐに、という意味になります。

「早々」の例文

「仕事を(はやばや)と切り上げた。」
「彼女は(はやばや)と席を立ってしまった。」
「今日は(はやばや)と店じまいですね。」

「(そうそう)にお返事をいただきありがとうございました。」
「(そうそう)のお返事をありがとうございました。」
「(そうそう)のご連絡をありがとうございます。」

「入社「早々」、やめてしまったね。期待していたのに。」
「お酒が切れているから、帰宅「早々」で悪いんだけど、買いに行ってくれないか。」

「それはいいアイデアですね。来週「早々」にさっそく取り掛かりましょう。」
「新年「早々」、ずいぶんと騒がしいことだ。」

「早々」の使い方・注意点

「早々」は使われ方によって読み方が違うために音読するときには注意したいものです。そうそう、という音が良く使われているため、今日ははやばやと店じまいですね。というべきところを、今日はそうそうと店じまいですね。という言い方も見られるようです。

「早々」のまとめ

「早々」は使うシーンによって読み方が違うため、音読に注意したい言葉です。多くは副詞として使われますが、名詞として使われることもあります。書状に使われるのは漢字が違うため混同に気を付けましょう。書状の場合は「前略」で書き出した場合の結びとして「草々」という文字が使われます。これは前文を省略するために使われる表現で、結びとして「不一」や「不備」「かしこ」という単語で締めることもあります。

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