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「恐縮です」の使い方や意味・例文

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「恐縮です」の使い方や意味・例文

「恐縮です」のもともとの意味は「恐れから身がすくむ状態」でした。現在は相手にお願いをしなければならないときに、相手に時間や手間を取らせてしまい済まない、という気持ちを前面に出す場合にお願いごとに付け加えるような形で使うことが多いです。また、もう一つの使い方としては、相手から温情や配慮をされたときへの深い感謝の念を強調する場合として使うことがあります。

「恐縮です」の使い方や意味・例文の豆知識「恐縮です」の使い方や意味・例文の豆知識

「恐縮です」の意味

「恐縮です」は申し訳ない、感謝します、という全く違う意味の相手への思いを強調させる意味があります。口に出す場合でも、文書にする場合でもどちらでも使えます。文書の冒頭に「「恐縮です」が」と付ける場合は「申し訳ありませんが」とお断りする場合と同じ意味になります。

「恐縮です」の例文

例文を紹介します。

まずはお願い事をする場合の用法です。
ご多忙のところまことに「恐縮です」が、5月末までに提出いただきますようよろしくお願いします。
お願い事ばかりでまことに「恐縮です」。

続いて謝意を表す場合の用法です。
このたびはお見舞いの品を頂戴し、恐縮いたしております。
お褒めの言葉をいただき、恐縮しております。

お断りする場合の用法です。
まことに「恐縮です」が、来週の日曜日は先約があり、どうしても会合へは参加できません。

不在の連絡の場合の用法です。
私事でまことに「恐縮です」が、今週の水曜日以降は出張で不在となっております。

「恐縮です」の使い方・注意点

冒頭の「「恐縮です」が」は感謝の意味に使うことはほとんどありません。また、相手への丁寧な強調の意味になることから、ビジネスの場面では使い勝手がよい言葉であります。ただ、目下の人にはあまり使わない傾向にあるので、注意が必要です。

「恐縮です」のまとめ

「恐縮です」「「恐縮です」が」ともにビジネスの上では自らを下手にして相手への謝罪・謝意を強調させる意味があり、使いやすい用語であります。お断りする際には単純に「お断りします」というのは相手を不愉快にさせますので、「恐縮です」を使って柔らかく、相手に嫌な思いをさせないような作用があるので、円滑なコミュニケーションに役立つ言葉です。

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