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「暗喩」の使い方や意味・例文

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「暗喩」の使い方や意味・例文

「暗喩」という言葉、あるいはその使われ方を、あなたはご存知でしょうか。あるいは、英語でメタファーといった方がわかるという人もいるでしょう。比喩の一種ですが、普通の比喩とはちょっと異なる使い方をします。隠喩と呼ばれることもあり、どちらかといえば慣用的、あるいは詩的な表現ということができます。演劇やドラマのセリフに使われることもあります。

「暗喩」の使い方や意味・例文の豆知識「暗喩」の使い方や意味・例文の豆知識

「暗喩」の意味

仮に「あいつは悪魔のようなやつだ」という文章があったとします。これはごく一般的な比喩です。一方で、「あいつは悪魔だ」という文章があった場合、これは「暗喩」となります。この「あいつ」は実際には悪魔ではないのですが、悪魔を連想させるような、残忍な人物という意味があります。対義語である直喩に見られる「たとえば」「のようだ」といった言葉を使わないのが、大きな特徴です。

「暗喩」の例文

この「あいつは悪魔だ」は「暗喩」の一例ですが、その後に「そのあいつに同意する君も悪魔だ」という文章が来たとします。

この2つ目の文章もまた、「暗喩」であるということができます。実際は「あいつ」も「君」も悪魔ではありません。

しかし悪魔のように残忍な「あいつ」に、同意するという点で、「君」もまた残忍なやつだということを意味しています。また慣用的にも使われるため、知らず知らずのうちに「暗喩」を使っていることもあります。

「熱い議論」などというのは、むろん実際には、議論の温度が高いわけではなく、熱中して議論が行われているという意味なので、これもまた「暗喩」ということができるのです。

「暗喩」の使い方・注意点

「暗喩」は使い方によってはとても効果的です。しかしあまり多用すると文章が大げさになったり、相手によっては不快感を覚えたりすることもあります。どちらかといえば文学に使われることが多いので、ビジネス関係の文書に使うのは控えた方がいいでしょう。

「暗喩」のまとめ

「暗喩」とは比喩の一種で、「のようだ」といった言葉を使わないのが特徴です。他にも「生き字引」などに代表される擬物法や、その反対に、物を人物に例える擬人法などとの類似点が見られることがあります。こういうのを修辞法といい、文学作品に多く見られます。使い方によってはとても効果的で、読む人を魅了できますが、その反面、事実関係を伝える文書などにはあまり向きません。

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