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「いたす」の使い方や意味・例文

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「いたす」の使い方や意味・例文

「いたす」は「する」のへりくだった言い方です。ほかに「至る」の他動詞形として「引き起こす、到達させる」(「不徳の致すところ」など)という意味の「いたす」もありますが、ここでは「する」という意味で用いられるものを紹介します。口語でも非常によく耳にする表現ですが、正しく使うには十分な注意が必要な言葉です。

「いたす」の使い方や意味・例文の豆知識「いたす」の使い方や意味・例文の豆知識

「いたす」の意味

「いたす」は「する」の謙譲語形です。「迅速にします」なら「迅速にいたします」となります。他にも「名詞+する」の組み合わせでも、「注意いたします」「善処いたします」「送付いたします」のように幅広く使われます。

「いたす」の例文

新人の育成の件でご配慮いただき、心より感謝申し上げます。
育成につきましては、私が責任をもっていたしますので、どうかご安心ください。

この度は資料の請求ありがとうございます。
早速、郵便にて資料を送付いたしました。

毎度ご利用いただきありがとうございます。
この度はサービスの不行き届きがあり、お客様には大変なご不便をおかけしました。
早急に返金手続きをいたしますので、振り込み可能な銀行口座をご指定ください。

報告を受け当社で調査いたしました結果、ご指摘の誤りを認めるに至りました。
今後このような誤りの再発を防止すべく、一同全力で努めてまいります。

「いたす」の使い方・注意点

へりくだる言い方ですので、目上の相手について使ってはいけません。NG: お客様どういたしましたか (OK: なさいましたか)「お~します」という表現もへりくだった言い方です。「お~いたします」では重複になります。

「いたす」のまとめ

「する」のへりくだった言い方には「いたす」の他に「させていただく」が最近よく使われます(例「資料を送付させていただきます」)。「お~「いたす」」と並んで世間での容認度は高まりつつありますが、これらの新しい表現に違和感を覚える人も一定数います。「いたす」「お~する」を適切に使って、円滑な人間関係を構築しましょう。

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