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「来られる」の使い方や意味・例文

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「来られる」の使い方や意味・例文

「来られる」は「来る」に「られる」がついた形です。尊敬、可能(「来ることができる」)、受け身(あるいは被害「嫌な人について来られて困った」)などの意味がありますが、ここでは尊敬の意味での使われ方について紹介します。「いらっしゃる」「お越しになる」とほぼ同じ意味ですが、「来られる」というのは間違いなのでしょうか?

「来られる」の使い方や意味・例文の豆知識「来られる」の使い方や意味・例文の豆知識

「来られる」の意味

「来られる」は「来る」の尊敬として用いられ、「(目上の人が)来る」「いらっしゃる」という意味になります。中学校の国文法では、「『来る』の尊敬は『いらっしゃる』だ」と習ったので、「来られる」は誤りだと考える人もいます。

「来られる」の例文

※その場にいない第三者に対して敬意を示すのに用いるのがよいでしょう。

昨日 [来られた/見えた/いらした/お越しの] お客様のお名前を伺ってもよろしいでしょうか。

お客様が [来られたら/見えたら/いらしたら/お越しになったら] すぐに参りますとお伝え願います。

※目の前の相手には「来られる」を使わない方が無難です。

よろしければ、明日もこちらへ [✕来られて/✕見えて/いらして/お越し] くださいませんか。

今日は夕方より雨の予報です。こちらへ [✕「来られる」/✕見える/いらっしゃる/お越しの] 際は雨具のご用意をお忘れなく。

「来られる」の使い方・注意点

敬意の対象が目の前にいて、直接やり取りをしている場合には「来られる」を用いないほうが無難でしょう。「いらっしゃる」には「来る」の他にも「行く」「いる」などの意味にも使えます。「参る」は「来る」の謙譲語ですので、相手について話すときには使わないようにしてください。

「来られる」のまとめ

「来られる」は「来る」の敬語表現です。「来る」は直接対応する「お~になる」という尊敬語形がありませんので、「られる」による尊敬語形もよく用いられます。表現としては決して誤りではありませんが、「いらっしゃる」のほうが広く使うことができるので便利です。うまく使い分けて、気持ち良い人間関係を築きましょう。

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