• 「抜き差しならない」の使い方や意味・例文

「抜き差しならない」の使い方や意味・例文

  • View数View数7,182
  • SCOREコメント数0
「抜き差しならない」の使い方や意味・例文

映画や時代劇ドラマなどで耳にする「抜き差しならない」という言葉は、現代はもちろん古くは江戸時代から使われています。日常生活の中では、あまり馴染みがないかもしれませんが、追い詰められてにっちもさっちもいかない、引っ込みがつかずにどうしようもない状態などを表す言葉で、緊迫した場面で使われる事が多いです。

「抜き差しならない」の使い方や意味・例文の豆知識「抜き差しならない」の使い方や意味・例文の豆知識

「抜き差しならない」の意味

「抜き差しならない」という言葉は、江戸時代に武士が、鞘から刀を抜くことも差すこともできないような窮地に陥る事が語源となっています。「抜き差し」には、文字通りの「抜いたり差したりする」という意味の他に、「対処」「取り計らい」や、「進退」「身動き」といった意味があり、「抜き差しならない」とは、これらができない、つまり、対処のしようがないという意味になります。

「抜き差しならない」の例文

「抜き差しならない」という表現を使った例文をいくつかあげてみましょう。

「些細な事がきっかけで、「抜き差しならない」状況に陥りました。」
「彼はもう、「抜き差しならない」立場に置かれていますよ。」
「見ておわかりの通り、私は「抜き差しならない」状態です。」

「どうしたらいいものか、「抜き差しならない」所まできてしまった。」
「それから、彼等二人の関係は、「抜き差しならない」ものとなった。」
「何か「抜き差しならない」事情でもあるのだろうか?」

「どうやら、「抜き差しならない」仲になっていたらしい。」
「知らず知らずのうちに、「抜き差しならない」深みにはまっていった。」

「抜き差しならない」の使い方・注意点

「抜き差しならない」という表現は、江戸時代から使われている事からもわかるように、とても古風な印象を受けます。この表現を使う時には、場の雰囲気や相手を考えて、違和感なくふさわしい場面で使うように気をつけましょう。

「抜き差しならない」のまとめ

「抜き差しならない」という言い回しは、軽々しく使ってしまうと、実情以上にひどい事態のように思われてしまったり、相手に誤解される恐れがあるので、他人に対して使う場合は尚の事、気を付けて使うようにしましょう。古風な趣きのある表現ですが、正しい使い方をすれば、非常に切迫していたり、逃れようのない状態を表す事ができます。

コメント「抜き差しならない」の使い方や意味・例文へのコメント投稿

コメント投稿

  • ※コメント投稿するには会員登録が必要となります。
  • ※意味の無い文字列を入力しコメントした場合は退会させていただく場合がございます。
  • ※20文字以上入力必須

この豆知識を携帯・スマホで見る携帯・スマホで見る

読み取り回数:0回

この豆知識のキーワードこの豆知識のキーワード

参考サイトURL参考サイトURL

この豆知識の投稿者:【公式】ひな形の知りたい!

全ての雛形が無料で使える雛形の知りたい!雛形・書式・書き方、テンプレートなど初心者の方から記入例が欲しい方までお気軽にご利用頂けるポータルサイトです。お気軽にご利用くださいませ☆

雛形の知りたいは同時に雛形などをご投稿頂ける投稿者様を募集しております。簡単に登録する事で雛形が投稿出来、投稿時・ダウンロードが発生した場合にポイントを加算させ頂きます。

ご登録も全て無料となりますので無料での集客や販促も可能ですので是非、仕業士さんや一般の方でも雛形の作成・制作が可能な方はご登録くださいませ。

この投稿者の他の豆知識この投稿者の他の豆知識