「歳末の候」の使い方や意味・例文
View数13,314
コメント数0
「歳末の候」の使い方や意味・例文の豆知識
「歳末の候」の意味
元々「歳末」という言葉には「年の暮れ」という意味があります。そのためこの表現を使うことで、今年ももう終わりですねといった印象を相手に与えます。特にお歳暮を贈る時に添える言葉としては、欠かせないものであると言うことができます。
「歳末の候」の例文
例文としては、次のような感じになります。「「歳末の候」、何かと慌ただしい中、如何お過ごしでしょうか。来年もどうぞよろしくお願いいたします」また「「歳末の候」、ご多忙と思われます。
風邪がはやっていますのでご自愛ください。来年が素晴らしい一年でありますように」相手によっては冒頭に「拝啓」を使い、「謹白」、女性の場合は「かしこ」などの結びの語を添えると、改まった雰囲気になります。
相手も忙しいこと、そして寒さが厳しくなることを考えて、そのことへの思いやりを感じさせるような文章にし、最後に新年への希望を書いて締めくくるのがいいでしょう。
「歳末の候」の使い方・注意点
ところで「歳末の候」と似た表現で、「師走の候」というものもあります。後者の場合はいつ使うのかといいますと、主に12月のはじめから中旬にかけてとなります。その後は「歳末の候」、または「歳晩の候」を使うようにするといいでしょう。
「歳末の候」のまとめ
「歳末の候」を主に使うのは、その年もかなり終わりに近づいてからです。せめて20日を過ぎてから使うようにしましょう。何かと新年の準備で忙しい中、忙しいけれど、体にはお気をつけくださいといった内容の手紙をもらうのは、心が和むものがあります。もちろん、お歳暮に「「歳末の候」」から始まる手紙を付けるのも、贈る相手の気持ちがしのばれて嬉しいものです。
「歳末の候」の使い方や意味・例文へのコメント投稿
この豆知識の投稿者:【公式】ひな形の知りたい!
全ての雛形が無料で使える雛形の知りたい!雛形・書式・書き方、テンプレートなど初心者の方から記入例が欲しい方までお気軽にご利用頂けるポータルサイトです。お気軽にご利用くださいませ☆
雛形の知りたいは同時に雛形などをご投稿頂ける投稿者様を募集しております。簡単に登録する事で雛形が投稿出来、投稿時・ダウンロードが発生した場合にポイントを加算させ頂きます。
ご登録も全て無料となりますので無料での集客や販促も可能ですので是非、仕業士さんや一般の方でも雛形の作成・制作が可能な方はご登録くださいませ。
この投稿者の他の豆知識
-
「早々」の使い方や意…
「早々」は、「そうそう」あるいは「はやば…
53,368
0
-
「拝顔のうえで」の使…
「拝顔のうえで」とは「はいがんのうえで」…
30,912
0
-
「結構な」の使い方や…
丁寧な表現や敬語には、話し言葉に最適なも…
38,661
0
-
「厚く」の使い方や意…
「厚く」は、口語表現や日常会話ではあまり…
14,152
0
-
「拘らず」の使い方や…
「「拘らず」(かかわらず)」は、直前に述…
11,276
0
-
「お過ごし」の使い方…
「お過ごし」とはたいてい、ビジネスシーン…
38,795
0
-
「何より」の使い方や…
「何より」とは「「何より」も素晴らしい」…
40,073
0
-
「折角の」の使い方や…
「折角の」は、日常会話や口語表現でもよく…
8,979
0




コメント投稿