手順1
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- 「「是非」(ぜひ)」は、「きっと」「必ず」と言い換えのできる言葉です。「きっと~します」という話し手の強い意志や、「必ず~してください」という強い誘いかけの気持ちを表します。押しつけがましい「必ず」よりは、柔らかく使えるのも特徴です。
手順2
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- 日頃お世話になっております。当社は日頃のご愛顧あって30周年の節目を迎えることとなりました。皆様への平素よりの感謝を表して、来月1日より15日まで謝恩セールを実施する運びとなりました。セールの詳細は裏面をご覧ください。「是非」この機会にお誘いあわせの上ご利用ください。
メールありがとうございます。お祝いの会にお誘いくださり、誠にありがとうございます。心よりの祝福を申し上げます。お祝いの会にも「是非」とも参加させていただきたく存じます。
フランスからの直輸入のチーズです。ご試食いただけます。「是非」お試しください。
手順3
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- 目下の人に対する命令文では、直接的な「必ず」といった表現を用いましょう。「是非」にはこうした押しつけのニュアンスがありませんので、敬語を用いた表現と相性が良い言葉です。「良いか悪いか」という意味で用いられる「是非」もあります。
手順4
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- 「是非」は相手に対するお誘いの気持ちや、自分自身の意志・意向を強調するために非常によく使われる言葉です。ひらがなで「ぜひ」と書いても構いませんが、表現がやや柔らかな印象を与えます。「是非」をさらに強調した表現としては「「是非」とも」があります。「「是非」「是非」」などの重複は口語的な印象を与えますので、堅い文体では避けましょう。
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