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「衷心より」の使い方や意味・例文の豆知識

「衷心より」の使い方や意味・例文

手順・使い方の説明文

「衷心より」は「ちゅうしんより」と読みます。ビジネスレターはもちろん、弔電の中でも頻繁に目に入る言葉です。お悔やみの場面だけでなく、色々なシーンで使うことができる便利な言葉です。後ろに来る文の意味を強調する効果があり、企業や団体、または個人に対して特別なことがあった場合に使われることがおおくなります。

手順1

「衷心より」の衷とは、「真ん中」という意味があります。よって、「衷心より」とは「心の真ん中から」「心の底から」という意味になります。心より伝えたいことがある場合に使う、かしこまった言い回しになります。

手順2

弔電で最も一般的に使われるのが「「衷心より」哀悼の意を表します」という表現です。お悔やみの気持ちをさらに強めた言い方です。

「この度の不始末、「衷心より」お詫び申し上げます」といえば謝罪の定型文になり「この度は創業100周年を迎えました由、「衷心より」お祝い申し上げます」はビジネスにも役立つ用法です。

「皆様のご支援、ご協力を「衷心より」お願い申し上げます」「「衷心より」感謝申し上げます」など、様々な気持ちの強調として使うことができます。

かなりかしこまった言い回しになるので普段使いではなく、特別なイベントや祝辞など使う場面を見極めましょう。

手順3

「衷心より」は主に手紙やメールなどで使われる言葉なので、会話の中では意味が通じにくくなってしまいます。挨拶状や礼状などに限って使うようにしましょう。頻繁に使うと効果が薄れますので、ここぞという時に使えるようにしておきましょう。

手順4

「衷心より」は「心の底から」何か伝えたいときに使う言葉です。改まった表現なので、ビジネスシーンでもよく使われますし、色々な気持ちを強調できるので覚えておくと便利です。特に弔辞、弔電では定番になります。上司やビジネスパートナーの訃報などでも慌てないように、失礼のない文体が作れるようにしておくことは必要です。