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「お心づくし」の使い方や意味・例文の豆知識

「お心づくし」の使い方や意味・例文

手順・使い方の説明文

「お心づくし」多くの場合、相手の親切な言動、好意ある配慮に対して、感謝の気持ちをあらわすお礼の言葉として、「「お心づくし」ありがとうございます」と用います。また、相手方から、なにか贈り物を頂いた場合などにも「「お心づくし」の品を頂戴し、ありがとうございます」というふうにお礼の気持ちを伝えることができます。よい品を下さって、とても嬉しく、喜んでいる気持ちを、「お心づくし」の品ということばで表しています。

手順1

「お心づくし」は「心」と「尽くす」を合わせて名詞化した言葉です。「尽くす」にはもともと相手のために、相手の気持ちになって、相手を喜ばせたい、そんな気持ちが込められています。ですから、言動や、プレゼントなど心を込めた相手を思う気持ちにあふれた言葉であるといえます。

手順2

相手からの言動や、プレゼントなどのお品を頂いたときに、「「お心づくし」ありがとうございます。」または、「「お心づくし」の品をありがとうございます。」等お返しの言葉として、相手方にお礼を述べるのが、一般的です。

親しい人からのプレゼントに「欲しかったプレゼントを、本当にありがとうございます。」という場合もあると思います。

しかし、ビジネスの場や、公の場など、大人としての対応が求められる場面では、ぜひ相手が私のために「心を尽くしてくれた」=「心をつくしてくれた」この言葉を使って「「お心づくし」誠にありがとうございます。」

手順3

例えば自分の欲しかった品物、または手に入りにくい品物を頂いたとしても、それが目上の方からならば特に、そのことに言及することは不要です。相手からのプレゼントを素直に喜んでその言葉を「お心づくし」に込めて「「お心づくし」ありがとうございます。」と礼のこもった美しい言葉でお礼を述べましょう。

手順4

「お心づくし」は私たちにとって大切な「心」と相手を思いやって行動する「尽くす」ということばから成り立ちます。「尽くす」にはもう一つ「相手の見返りを求めない=謙虚な気持ち」も含まれています。この相手の立場に立って相手を思いやる「心を尽くす」という美しい日本語を使って素直な気持ちで自然とお礼を述べられるようになりましょう。