手順1
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- 元々「高覧」というのは、他人が何かを見ることを、敬って言う表現として使われます。それに丁寧語である「ご」をつけることで、より一層丁寧な響きになるのです。同じような意味合いの言葉で、「ご観覧」というものもあります。
手順2
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- 「ご高覧」の例文としては、たとえばネット上で新製品などを紹介する時に「新しい商品をご紹介いたします。どうぞ「ご高覧」ください」などという風に使われます。
その他、展示会で自分の作品、たとえば絵画であるとか写真とか、あるいは生け花などを見てもらった時にも、「ご高覧」くださり、ありがとうございましたといった形で使われます。
またSNSの更新や、会社のサイトに、レポートなどの投稿をした場合も「更新しましたので、どうぞ「ご高覧」ください」と添えることがあります。見てもらったお礼として、手紙の返事に「ご高覧」くださりありがとうございますと書くこともできます。
手順3
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- この言葉ははかなり丁寧な表現であるため、取引先や顧客、また目上の人物などといった人に用います。仲間同士や、家族関係ではまず使いません。それから「ご査収ください」と取り違える人がいますが、こちらは金額や商品を受け取るものであり。見る意味では使いませんので注意しましょう。
手順4
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- 「ご高覧」は、人に商品とか作品などを見てもらう時に使う表現です。「ご覧になる」よりももっと丁寧な表現であり、そのため使う相手は限られます。また、挨拶やPRの結びとして使われることが多いです。また「見る」ことに重点を置いた言葉であり、「受け取る」意味で使うことはありませんので、その点を間違えないように気をつけたいものです。
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