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「ご笑納」の使い方や意味・例文の豆知識

「ご笑納」の使い方や意味・例文

手順・使い方の説明文

「ご笑納」という言葉は、どなたかに品物を差し上げるときによく使う言葉です。笑うという漢字が入っているので、明るいイメージがあり、縁起が良い言い回しのように思われますが、実は、使い方を間違えると、とても失礼な気分に相手をさせてしまいます。言葉の意味をよく知ってから正しい使い方を心がけなければなりません。

手順1

「ご笑納」の意味ですが、「「ご笑納」ください」というのは、「つまらないものですが、どうぞ笑って納めてください」という意味で、差し上げるものはつまらないものですよ、大したものではありませんよ、でも笑ってもらってやってくださいという親しい間柄で使う謙譲語です。

手順2

仲の良い方に内祝いやちょっとしたお礼をするときにへりくだって使うのがふさわしいです。「心ばかりのお品を送らせていただきました。どうぞ「ご笑納」ください。」、「つまらないものですが、お好みに合うと幸いです。

どうぞお気兼ねなく「ご笑納」ください」、「孫が生まれましたので幸せのおすそ分けに昆布を贈ります。どうぞ「ご笑納」ください」などという風に使います。

食べ物の時は「お召し上がりください」という言葉もよいです。「ご賞味ください」というのは褒めて食べてねという意味になりますのでよくありません。知らないうちに誤った使い方をしているかもしれません、気をつけましょう。

手順3

このように普段何気に使ってしまっている言葉ですが、よくよく意味を調べてみるとふさわしくないことがあります。知らないうちに相手を不快にさせてしまっているかもしれません。「ご笑納」は笑ってもらってやってくださいという事が言える、気軽な関係の人にのみ使うほうが間違いがないようです。

手順4

「「ご笑納」ください」という言葉がふさわしくないとわかった場合は、どうぞお納めくださいとか、どうぞ、お召し上がりになってくださいという言葉に換えましょう。相手によって言葉を選ぶことは大人のマナーの一つです。仕事の上でも決してまちがった言い回しにならないようにをつけましょう。どなたかにチェックをしていただくといいでしょうね。