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「高覧」の使い方や意味・例文の豆知識

「高覧」の使い方や意味・例文

手順・使い方の説明文

「高覧」は、ビジネスなどで普段会わない取引先のお客様、会社の上司などの目上の人に対して使われる言葉です。たとえば、自分が持ってきた書類、商品など何かを見てほしい時に、相手を敬う形で使われる表現といえます。さらに、フォーマルな場で、自分が作製した芸術作品を発表したり、知らせを見てもらう際なども使用されます。

手順1

「高覧」とは、漢字を分解して説明すると、高い身分のあなたにご覧になっていただくという意味になります。すなわち、「高覧」とは目上の人や客に対して使われる言葉で、「見てもらう」を丁寧に表現した言葉といえます。

手順2

「高覧」の例文については、たとえば芸術作品をお客様に見てもらいたい場合には「お客様にご「高覧」いただければ幸いと存じます」と使われます。

さらに、取引先のお客様に資料を見てもらいたい場合には、「詳細につきましては、資料をご「高覧」頂きたく存じます」「資料をメールにてお送りさせて頂きました。ご「高覧」下さい。」と使えます。

その他にも、目上の相手に対して、自分の見てほしい物を見てもらえた時のお礼の言葉としても使用されます。たとえば、「ご「高覧」ありがとうございます」「ご「高覧」いただきありがとうございます。」と使用できます。

手順3

「高覧」自体は名詞ですが、会話で使う場合は単独で使用できないです。上手く使うには、「高覧」の後は必ず「ください」「いただく」「供する」「賜りますようにお願いします」などの助詞と組み合わせて使用する必要があります。

手順4

「高覧」は、あまり日常的に接点がない取引先のお客様、敬意を払わなければいけない会社などの上司に対して使用される言葉です。主に何か見てもらいたい物を相手に紹介したい場合に、尊敬の意味を込めて使います。「ご「高覧」ください」「ご「高覧」賜ります」など、自分の置かれたシチュエーションに合わせて使う事がとても大事です。