手順1
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- 気に病むという意味ですが、「ご心労」という表現を使えば、単に相手を「心配する」というよりも、いたわりの念が強く出ます。精神的に疲れる物事や精神的に疲れてる人に対して、ビジネスでもよく用いられる言葉です。
手順2
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- 「心労」や「ご心労」には、以下のような礼文があります。経営不振の会社を立て直すそうと社長は身を粉にして働いていました。心労がたたったのか、ごっそりと体重が減ってしまいました。
日ごろの「ご心労」を拝察しておりあす。どうか、ご自愛ください。藤田様のご家族が「ご心労」で倒れられないように祈るばかりです。
伊藤様の「ご心労」もいかばかりかとお察し申し上げます。ゆっくりお休みください。社長として、父として、「ご心労」も多々おありだったかと拝察いたします。
このたびは「ご心労」をおかけし、誠に申し訳なく存じます。多くの皆さまに「ご心労」をかけ、反省をしております。
手順3
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- 相手を敬う気持ちと共にいたわりを伝えられる丁寧な言葉です。比較的硬めの表現でありますので、主に書き言葉で使われます。頻発して使うと仰々しくなったり、大げさに聞こえたりするので、わざとらしくならないようにしましょう。
手順4
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- 「ご心労」は、絶えない心の苦労に対して心配や気遣いを示したり、苦労をかけた相手に対するお侘びやお礼の表現として使えます。書き言葉で使われることが多いですが、目上の人や気遣いを示したい相手に対して会話のなかでも用いることができます。「ご心労」を適切に使えば、相手に対してひじょうに好印象を与える言葉であります。
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